外国人技能実習生・特定技能で建設キャリアアップシステム登録は義務?【群馬県のCCUS登録行政書士が解説】

建設業なら任せろ!
建設業を専門にしている行政書士の小野です。

最近お問い合わせが急増している建設キャリアアップシステム、通称CCUSですが
実は登録が義務化されている分野があるのです。
本記事では、建設キャリアアップシステムの概要と外国人を受け入れるときの
建設キャリアアップシステムの登録義務化について詳しく解説させていただきます。

ぜひ、最後までご覧ください!

建設キャリアアップシステム(CCUS)とは?

建設キャリアアップシステムとは、建設業で働くすべての技能者について、就業履歴や資格、スキルを一元的に管理するための全国的な仕組みです。
国土交通省と建設業界が共同で整備を進めており、技能者一人ひとりにICカードが発行され、そのカードを用いて現場入場や作業の履歴を記録します。
これにより、技能の評価や適正な労務管理を可能にし、将来的なキャリア形成にも役立てることができます。
群馬県でも普及が進められており、特に公共工事では現場に入るための条件としてCCUSカードの提示を求められるケースが増えています。
民間工事においても、大きな現場ですと建設キャリアアップシステムの登録が義務化されてきております。

詳しくは、こちらの記事でご紹介しています:建設キャリアアップ システム とは?
公式情報はこちら

なぜ技能実習生・特定技能でCCUSが義務なのか?

技能実習制度は、開発途上国への技能移転を目的とした国際貢献の制度であり、
特定技能制度は人手不足の分野で一定の技能を持つ外国人を即戦力として受け入れるための仕組みです。
いずれも建設現場で適正に管理し、技能を正しく評価することが求められるため、国土交通省はこれらの外国人労働者に対してCCUS登録を必須としています。
群馬県内の監理団体でも、技能実習生や特定技能の外国人についてはCCUSカードの取得を前提とした運用を進めており、
建設キャリアアップシステムの登録が完了していないと外国人の受け入れがそもそもできません。
(外国人を受け入れる際の要件になっております)

建設業者が準備すべきこと

外国人技能実習生や特定技能の人材を採用する場合、CCUS登録は配属前から計画的に行うことが重要です。
また、自社だけでなく協力業者にもCCUS導入を周知し、現場全体で統一した管理体制を整える必要があります。
さらに、外国人労働者だけでなく自社社員もCCUSカードを取得しておくと、現場全体での就業履歴の管理がスムーズに進みます。
登録手続きには時間がかかり、しかも手続きは煩雑です。余裕を持って準備を進めることが重要となります。

外国人実習生を受け入れたい企業様へ

当事務所では、外国人実習生の支援団体と提携しておりますので、ご紹介も可能です。
また、当事務所は建設キャリアアップシステムを代理申請できる
群馬県内でも数少ない事務所となっております。
外国人実習生の受け入れと建設キャリアアップシステムの登録をスムーズに進めることができます。

■まとめ

いかがだったでしょうか。

建設キャリアアップシステムは、技能者のキャリアを「見える化」し、適正な労務管理を実現するための国の仕組みです。
群馬県で外国人技能実習生や特定技能の人材を雇用する企業にとって、CCUS登録は義務であり、早めの対応が現場運営や監理団体との連携を円滑にします。
今後ますます登録の必要性が高まることを踏まえ、制度を正しく理解し、計画的に準備を進めることが求められます。

当事務所はCCUS登録行政書士として活動しておりますので
建設キャリアアップシステムの登録について不明点などございましたら
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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【群馬建設業許可専門行政書士事務所】
代表/行政書士 群馬県CCUS登録行政書士

小野 郁也(おの ふみや)

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