経営事項審査を受けるべきメリット・デメリット

群馬県の建設業許可なら任せろ!
群馬県で建設業許可を専門
にしている行政書士の小野です。

うちは公共工事はやらないから経営事項審査(経審)は必要ない
と考えている事業者さんは意外といらっしゃいます。
しかし、本当にそうでしょうか?

今回は経営事項審査(経審)を受けるとどのような
メリット・デメリットがあるのかを解説します!

経営事項審査(経審)とは?

経営事項審査とは、国、地方公共団体などが発注する公共工事を受注しようとするときに、
必ず受けなければならない審査です。
公共工事を受注したいのであれば、必ずこの審査を受けなければなりません。

経営事項審査(経審)についてこちらで
詳しく解説しています
関連記事:経営事項審査(経審)とは―わかりやすく解説!

経営事項審査のメリット・デメリット

【メリット】

①入札に参加できるようになる!

公共工事の受注を目指している事業者さんであればご存じかと思いますが、
公共工事の入札に参加できるようになります。

経営事項審査(経審)を受ける最大のメリットといっても過言ではありません。

②点数化により現状分析ができる!

経営事項審査(経審)を受けると、会社の現状が点数化されます。
さまざまな指標を分析することで、どこが良くなったのか?
どこが悪くなったのか?を明確にすることができます。
次期の経営に活かすことができるのです。

公共工事をやらない事業者さんでも、
経営事項審査(経審)を受けたほうが良いというのは
このためです。


財務分析の話につながるのですが、
売上高は高いほうが良いですが、
それよりも財務の中身が重要です。

それを目で確認できるという意味で
ぜひ、経営事項審査(経審)を受けましょう!

③同業他社と比較することができる!

実は、経営事項審査(経審)を受けるとその結果が公表されます。
CIICのホームページでで誰でも見れることができます。

経営事項審査(経審)を受ける事業者さんは、
必ず自社の情報が公開されるので、そういった認識は
持っておいた方がよいです。

財務情報が公開されるのは、大きなデメリットと考える
事業者さんもいるかと思います。

しかし、ライバル会社と比較できるというのは大きなメリットではないでしょうか。
どこで差をつけられているのか?を確認することができるのです。

【デメリット】

①書類の準備がかなり大変

経営事項審査(経審)を受けるうえで一番大きなデメリット
と考えます。

法改正も毎年あるので、
それに対応した書類を準備しないといけません。

②申請費用がかかる

経営事項審査(経審)は、毎年受けなければなりません。
その分費用もかかります。

■まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、経営事項審査(経審)を受けるべき理由
について解説しました。

公共工事を将来的に考えている事業者さんは
なるべく早く経営事項審査を受けたほうが良いですし、

公共工事をやらない事業者さんにおいても、
経営に役立立てることができるので、
経営事項審査を受けることをお勧めします。

もし、進め方などわからない事業者さんがいらっしゃいましたら
お気軽にご相談ください。

貴社の発展に貢献できるよう
サポートさせていただきます。

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この記事の監修

【群馬建設業許可専門行政書士事務所】 代表/行政書士

小野 郁也(おの ふみや)

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