公共工事を受注するメリットはなにか?

群馬県の建設業許可なら任せろ!群馬県で建設業許可を専門にしている行政書士の小野です。
今回は公共工事を受注するメリットについてお話します。

「民間工事とは別に売り上げを立てたい」、「下請けから脱して元請の立場で仕事をしたい」などの
理由から公共工事を受注したい事業者さんも多いのではないでしょうか。

そこで、公共工事を受注するメリットをご紹介したいと思います!

メリット① 元請として工事を受注することができる

あたり前ですが、公共工事を受注をすると元請として仕事をすることになります。
建設業業界では下請制度に依存することが多い業界ですが、
利益率が一番高い元請として仕事ができるのが最大のメリットかと思います。

ただその反面、元請として工事を受注すると段取りの多さ、責任の重さが下請の時と比べて、
大きくなります。

メリット② 信用アップにつながる

公共工事を受注するようになると、「あの工事は○○会社が請けている」と取引先などに認知
されるようになるため、信用力がアップします。

取引先などに認知されるようになると、営業面においてプラスにしかならないので、
より売上アップにつながります。

さらに、「公共工事の実績をホームページなどに載せたら、優秀な人材が応募してくれた」
といった声もあります。
つまり、営業面だけでなく、採用面でもプラスに働くのです。

人材確保が難しい今だからこそ、公共工事の受注を目指しましょう!

メリット③ 売掛金を必ず回収できる

民間工事で一番怖いのは、代金を回収することができずに、貸し倒れが発生することです。
上記でも説明しましたが、建設業界は下請け構造に依存しており、また
工事代金が大きいため、仮に貸し倒れが発生した場合、連鎖倒産も起こり得ます。

世の中何があるかわからないですから、
売掛金を必ず回収できる公共工事はかなり魅力的ではないでしょうか。

メリット④ 工事着工前に前受金がもらえる

公共工事では、工事着工前に前受金をもらうことができるのがほとんどです。
これは、確実に工事を完成させられるようにするためです。

建設業界では、工事を請け負うと様々な調査をしたり、材料代の購入だったり
先に支出が多く、代金を回収するまでに時間がかかることが多いと思います。
キャッシュが不足するために、一時的につなぎ融資をする建設業者も多いです。

そんな中、公共工事では前受金がもらえるため、資金的には恵まれている
と思います。

■まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は公共工事を受注するメリットをご紹介させていただきました。
デメリットは、手間がかかるくらいなので、公共工事を狙わない理由はない
と思います。

ちなみに、公共工事を受注するには先に「経営事項審査(いわゆる経審)」
を受けなければなりませんが、こちらについて詳しく解説している
記事があるので、気になる方はぜひ読んでみてください
経営事項審査(経審)とは―わかりやすく解説!

手続きが難しいと感じた方や時間的余裕がない方は
建設業を専門に扱っている行政書士に相談してみるのが良いと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事の監修

【群馬建設業許可専門行政書士事務所】 代表/行政書士

小野 郁也(おの ふみや)

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