鉄筋工事業の建設業許可を取得する方法を解説します【群馬県】

2024年11月22日 2024年12月18日

kensetugyousei

群馬県の建設業許可なら任せろ！
群馬県を中心に建設業許可を専門にしている行政書士の小野です。

今回は、建設業許可の一つである鉄筋工事業の建設業許可を取得したい
事業者さんに向けて、どのような要件を満たせば鉄筋工事業の建設業許可
を取得できるのかを解説いたします。

どんな工事経験があればいい？
どんな資格を持っていればいい？などの疑問にお答えできればと思います。

ぜひ最後までご覧ください！

建設業許可における鉄筋工事業について

鉄筋工事業とはどんな工事なのか？

建設業許可上の鉄筋工事業とは、棒鋼等の鋼材を加工し、接合し又は組立てる工事のことをいいます。
具体的な工事は下記の通りになります。

鉄筋工事業の具体的な工事内容とは？

実務経験で鉄筋工事業の建設業許可を取得したい場合、下記のような
工事経験が必要となってきます。

鉄筋加工組み立て工事
鉄筋継手工事※

※鉄筋継手にはガス圧接継手、溶接継手、機械式継手等があります。

鉄筋工事の建設業許可を取得するには？

建設業許可を取得するためには下記の要件を満たす必要があります。

経営業務の管理責任者を設置すること
営業所に専任技術者を設置すること
適正な社会保険へ加入していること
財産的要件を満たしていること　など

今回は専任技術者について詳しく書いていきます。
その他の要件については、建設業許可を取得するためのポイントをご覧ください。

鉄筋工事業の専任技術者になるためには？

建設業許可の要件の一つである専任技術者。
建設業許可を取得するための大きなハードルとなっています。
そこで、資格のみ、資格＋実務経験、10年の実務経験にわけて解説いたします。

資格のみで専任技術者になれるケース

【技術検定】

一級建築施工管理技士
二級建築施工管理技士(軀体)

【技能検定】

一級鉄筋組立て・鉄筋施工(選択科目「鉄筋施工図作成作業」及び「鉄筋組立て作業」)

資格＋実務経験で専任技術者になれるケース

【技術検定】

一級土木施工管理技士（補）
一級建築施工管理技士補
一級管工事施工管理技士（補）
一級造園施工管理技士（補）

【技能検定】

二級鉄筋組立て・鉄筋施工(選択科目「鉄筋施工図作成作業」及び「鉄筋組立て作業」)

上記の資格は合格後、3年の実務経験が必要となります。

【技術検定】

二級土木施工管理技士(土木)（補）
二級土木施工管理技士(鋼構造物塗装)（補）
二級土木施工管理技士(薬液注入)（補）
二級建築施工管理技士(建築)
二級建築施工管理技士(仕上げ)
二級建築施工管理技士補
二級管工事施工管理技士（補）
二級造園施工管理技士（補）

上記の資格は合格後、5年の実務経験が必要となります。

実務経験で専任技術者になれるケース

実務経験の内容は、上記で説明した内容となります。

大学にて指定学科を卒業し、３年以上の実務経験があること
高校にて指定学科を卒業し、５年以上の実務経験があること
鉄筋工事の実務経験が１０年以上の実務経験があること

■まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、鉄筋工事の建設業許可を取得したい事業者さんに向けて
解説させていただきました。

建設業許可を取得して会社の規模を大きくしていきたい！
建設業許可を取得して、技術力をお客様にアピールしたい！
そんな建設業者様のお力になれればと思います。

当事務所は建設業許可に特化した事務所となっております。
ぜひお気軽にご相談ください。